一般人に未来を提示すると言うこと。ーAR(拡張現実)についてー
MARVELが拡張現実への取り組みを発表して記憶に新しいですが、日本でも拡張現実への取り組みは、少しづつ進んでいます。
AR(拡張現実)の実例まとめ。
http://aretokore.jp/blog/2010/01/ar-artoolkitweb.html
ARのアプリで有名なのは、やはり【セカイカメラ】でしょうか。セカイカメラの特徴は、【エアタグの設定】【ユーザー同士の情報交換】【ユーザーの距離によってアイコンの大きさが変わる】だと思いますが、セカイカメラは広告が多くなってからというもの、利用者も少なくなっちゃったみたいですね。
某人曰く
必要以上に溢れる広告はすべての情緒をぶちこわします。
全くそのとおり・・・(笑)
実際に、【エアタグテロ】という言葉もあって、特に秋葉原なんかだと、イタズラで好きなキャラクターの名前を登録しまくったりとかするわけです。

セカイカメラが公開されて秋葉原で歴史的事件発生?
※ラブプラスの姉ヶ崎寧々のタグ
こんなの見ちゃうと、使いたくなくなっちゃうよね。
映画、【東のエデン】では、このエアタグを使ったウェブサービスの性悪説をあえて取り込んだ内容なんですが基本機能は(オマージュなので)同じなんですが、
- 画像認識技術。画像にタグを設定できる。
- 個人の顔も登録できる。
- 結果、第三者によって個人情報が登録、共有されてしまい、出会い系サイトとして利用されるようになっている。
なんだか、2ちゃんねるっぽいですね。でも、今後起こりえるであろう事だと思います。どんなにレベルの高い技術が出てきても、きっと皆思うことも、使い方も一緒なんだろうなぁ。とおもいます。
セガのドリームキャストがとってもいい例だと思うんですが、90年代の日本、薄型テレビなんかもないし、ネットもダイヤルアップの時代に
- 300万ポリゴンの究極の画像
- インターネット
- 通信ゲーム対戦
というのを何処よりも先に提唱していたんですが、スペックを生かしきれる環境が無くて、結局PSに押されてしまいました。ちなみに、PSは先にビジュアル重視で押して、PS2でもネット対戦が出来るソフトは少しだけあったのですが、まだネットインフラの整備が完全じゃなく、実際に出来るようになったのは、PS3からだったと思います。
どんなに素晴らしい技術を開発しても、インフラの整備や、一般で使う人のリテラシーが追いつかなければ、使ってくれないという最悪のパターンが待っています。
いわゆる、早すぎた技術ってやつですね。(セガ大好きでした!)
また先ほどのエアタグ以外にも通じるんですが、拡張現実の効果的な使い方が、完全にイメージ出来てないんじゃないかと思います。どんなに斬新さ(省略する技術)が開発されても、使う人が使い方解らなかったら、意味が無いんですよね。
となると、やっぱりゲーム等への利用が多くなってくるとおもいます。一時期、電通でARちょうちょを捕まえるアプリがありましたが、話を聞いた所、話題にはなったものの、あまり長く続かなかったようですね。
最近は、ARを使った電脳フィギュアなどもありますが(場所取らないしこれはいいなーと思いました。)ポリゴンぽくてあまり良くないんですよね。PCのウェブカメラで見るなら呼び出すデータがちょっと重くてもなんとかなりますが、これがiphoneになってくると、データを軽くしないといけないので、3Dのクオリティは全く期待できません。
http://www.geishatokyo.com/jp/ar-figure
電脳フィギュア「アリス」。触れたり、服を脱がせたりできます。付属の別ARマーカーで、プレゼントとかもできちゃいます。
iphoneでARアプリを作ろうと思ったら、やはりデータの重さがボトルネックになってくるわけです。そうなってくると、画像の美しさ勝負じゃなくて、キャラクターとかシルエット勝負なんですね。次のiphoneでどのぐらい処理能力が上がるか解らないけど、しばらくPS3のようなグラフィックは期待できないですね・・
それ以前に、いちいちAR呼び出すためにPC起動させたり、独自のAR用カメラを選んで起動させるのが間違ってる気がします(笑)ARを読み込んだら、強制的にARアプリ立ち上がるようなモノじゃないとダメなのかも・・・もしくは、先のちょうちょうゲームアプリみたいに、ゲーム内にAR仕込んでおかないといけないでしょうね。
逆に、ARと相性がいいなーと思うのは【ゲームセンター】と【漫画】と【家具】とかなとおもいます。カードゲームっていうのは、多分これからも消えないゲームの一種だと思うんで、カードにARマーカーを組み込んで置いて、ゲームセンターに持って行ってバトルゲームとかしたら、リアル遊戯王みたいなのはもう出来ちゃうんじゃないかなと思います。(処理大変そうだけど)
また、プリクラとかだと顔認証システム組み込んだら、色々かぶりもの系は出来そう。
漫画っていうのは、元々2次元の世界の産物なので、それが飛び出す絵本みたいに表現できた時にファンとしてはかなり嬉しいものがあるんじゃないかなと思います。
家具っていうのは、IKEAのARカタログにちょっと感動してしまって、こういうテスト的に物が置けるのはいいなーと思いました。家具って高価ですしね。返品もしにくいし・・・

家具の選び方が変わる、IKEAのARカタログ(IKEA Augmented Catalogue)
ARアプリ何か作りたいなーとは思ってますが、全く新しい技術なのでこちらから使い方、遊び方を提示しないといけないというのを意識しつつ、いそいそとFLARToolKitで実験します。では。








